高崎へ異動となり約8ヶ月が過ぎましたが、
ふと、群馬の有名なところにまだ行けていないことに気がつきました。
スタッフにたずねてみると、高崎には「達磨寺」という有名なお寺があるそう。
実は日本のだるまの約8割が、高崎で作られており
その発祥の地が、達磨寺だといわれています。

高崎駅から自転車で50分ほど走ったところにある
森の中に、ひっそりと佇む達磨寺。
普段は静かなのですが、毎年1月1日と2日に行われる
「だるま市」の時期になると交通規制がかかるくらい、たくさんの方が訪れるそうです。
群馬に住んでいる方なら、知らない人はいないくらい有名なだるまの初市。
来年のお正月にはぜひ、行ってみたいと思います。
そんな緑に囲まれた達磨寺は、自然歩道にもなっている観音山丘陵に位置しています。
息を切らしながら傾斜のきつい約150段の階段を上ると、目の前には不思議な光景が…
本堂から、今にもこぼれ落ちそうなだるまたちがお出迎え。
裏手までぎっしりと積まれていました。
有名な観光スポットなので、一般の方から、外国の方、企業や政治家、スポーツチームや、芸能人まで、
全国から多くの方がお参りにきているそうです。
そして、この達磨寺ではちょっと変わったことがもうひとつ。
それは、御朱印をいただく方法。
通常はどの神社や仏閣でも、希望すればお金を収め、数分でいただけるもの。
こちらのお寺ではまず、お清めをして、十文字写経をし、お経を上げ、写経を納経し、
ありがたいお説教をいただいた後に、ようやく御朱印をいただくことができます。
普段の生活では、なかなかできない貴重な体験になりました。
ちなみに私が願ったのは「商売繁盛」。
こんなところでも仕事のことを考えてしまう…職業病ですね(笑)。
ぜひ、皆さんも群馬にお越しになる時は、温泉と一緒に観光してみてください!