小さな島で生まれたこともあり、実家に畑があったり、父親が育てていたりと、
幼い頃からグリーン(植物)は私にとって身近な存在。
実家を離れて暮らす今も、家でグリーンを育てることが、
日々の生活や心を整えてくれるルーティーンになっています。
もちろん生き物なので、きちんとお世話をしなければいけませんが、その手間も私にとってはとっても楽しい時間。
実家から一緒に引っ越してきたグリーンもいれば、新しく購入したグリーンもいますが、
全部が、私の暮らしにとって欠かせない「相棒」のような存在。
日々の小さな成長や変化を楽しみにしながら、大切に育てています。
お手入れのコツは、「難しく考えすぎないこと」
お水をあげるタイミングや、お手入れ方法は種類によって異なるのですが、そこまでややこしく考えなくても大丈夫です。
自己流ですが、植物の調子を見ながらお世話をしています。
葉物の場合
室内で育てているので、冬は1週間に1回程度、これからの暖かい季節には3日に1回程度を目安に水やりをしています。
水が足りないときは元気がなくなるので、結構わかりやすいです。
葉っぱの先が少しかさっとしている…というときは、グリーンの「お水ちょうだい」の合図。
植物の種類が違っても、しばらく一緒に暮らしていると「あの子はそろそろ水あげた方がいいな」と、水やりのタイミングがなんとなくわかってくるものです。
「今日は少し暑そうだから」と、ちょっとした思いやりで、葉っぱに霧吹きをしてあげることもあります。
多肉植物の場合
こちらも種類によってさまざまなのですが、基本的に、多肉植物に水のあげすぎはNG。
葉っぱが大ぶりなものは、水をたくさん蓄えてくれそうなのでたまに、そうでないものはもう少しこまめに。
2週間に1回~1ヶ月に1回など、様子を見ながらお世話しています。
お水が足りなくなると、表面がしわしわになっていたりするので、そういった「変化」に気づくことが大切かもしれません。
一般的に、多くの植物は直射日光が苦手。
適度に日が当たる、風通しの良い場所で育てるのがおすすめです。
もちろん「インテリア」にも一役買ってくれますよ!
高さのある植物は、空間の間仕切りとなってくれたり。
垂れ下がるような形のグリーンは上から吊ったり、よく目につく場所に置いてあげると、空間に彩りを添えてくれますよ。
そんな私が最近、はまっているのが鉢カバー。
今はいろいろなデザインがあるので、コーディネートも自由に楽しめます。
重たい鉢も使わないので、女性には特におすすめです。
移動や水やりもグッと楽になりますよ。
グリーンがそばにあると、日々の暮らしに癒しを与えてくれるのはもちろん、
朝の水やりが習慣化することで、身体や心がなんとなく整っていくような気がします。
日当たりを意識しながらお世話をするので、
日の角度が変わったことや、季節の移り変わりに気づいたりと、小さな発見があったり。
大切に育てていて、ある日突然、新しい芽が出てきたりすると、
なんともいえない愛おしい気持ちになったりもします。
ちょっと大袈裟ですが、グリーンは「日々にちょっとしたサプライズや、よろこびをくれる」存在なのかもしれません。
お家で過ごす時間が長くなってきているこの頃ですが、
在宅で仕事をしている間も、グリーンがそばにあると、なんだかちょっとだけ安心します。
植物のお世話をしながら、心を上手く整えながら、自分のペースで毎日を過ごしていきたいなと思います。